※出産、排便がらみの記事となります。
苦手な方はご遠慮下さい。
痔は勲章である、という話。
私は痔主である。
主歴は6年。
そこそこのキャリアやんけ。
昨日のお昼に台湾風まぜそばを食べた。
腸が弱っているのか今朝トイレで悶絶したんだけど、コロッと忘れて担々麺を食べた私を叱って下さい😭
明日の肛門事情が不安です。— てらしー@ド田舎暮らし📪👧🐹 (@terasee58) 2018年11月8日
たまにこんなツイートをしているが、つぶやくネタがない訳ではない。
本当に尻のコンディションが悪いのだ。
私が尻を病んだのは娘がまだお腹にいる頃。
「便秘」というものを体験した事に始まる。
便秘はたいそう苦しいと聞いてはいたが、毎日快便の私には想像すらできず、わが身に起きて初めて実感する。
便秘、やべぇ。
なんとウンコが出ないのだ。
トイレに籠りなんとか出したそれは、まるで小石。
29年間便秘知らずで生きてきた人間にとっては拷問の様な数か月間だった。
下剤が使用できないという無理ゲーの中、便に水分を集めるというマグネシウムを飲み、水をがぶ飲み。
数日に一回、トイレで涙を流しながらウンコを産み落とす私はきっとウミガメのごとく美しかったに違いない。
そうでも思わないとやってらんない。
気づけば肛門に小豆大のイボが出来ていた。
便秘とイボに悩まされながら、下剤が使える唯一の瞬間が訪れる。
そう、出産。
下剤を使い、久しぶりに便を出し切ってスッキリ爽快な私を再び強烈な便意が襲う。
またウンコ出そうです。
それ赤ちゃんだね!
いや!これはダメだと思う!
分娩室でウンコとか嫌だ!!
みんなそう言うけど赤ちゃんだから。
ウンコ出ないから!!
万が一出ちゃっても大丈夫!!
信じられないくらいウンコを連呼しながら分娩室へ向かう妊婦と助産師。
絶対にウンコだと思い込んでいたものは本当に赤子だった。
無事に娘を産み、「コレで便秘ともオサラバか。痔もすぐに治して…」などと思っていた瞬間…
お尻の方まで裂けちゃったんで。
え…
裂け…
ワイの肛門オワタ。
そう、この傷だらけの肛門は勲章なのだ。
約10カ月お腹で子を育て、産んだという証。
これは勲章…。
そう言い聞かせながら、今日も今日とてボラギノール。