私が占いを全く信じていないワケ
突然ですが、
小学生くらいまではそれなりに興味があったんです。
ところがある日、自分の出生の秘密を知ってしまいましてね。
その日から占いは信じなくなりました。
『出生の秘密』なんていうとなんだかドラマのようなスゴイ話を想像するでしょうが、私が生まれたその日、そこにいたのは2人のアホでした。
私が産まれたのは、27日の夜中。
あと数分で日が変わる、そんな時間。
無事に出産を終えた母に、医師はこう聞いたそうです。
母は答えました。
んなアホな。
これはダメですねー。産後すぐの人にそんな事聞いちゃ。
まともな判断できないんだからさ。
いや、まともな判断ができても結果は同じか。
母、ちょっとアホなんで。
アホな証拠に、この一連の話を私に喋ってしまうんですよね。
『出産エピソード』として。
小学5年生だったかな…よくあるじゃないですか、「自分が産まれた時の事を親に聞く」的な宿題。
私はワクワクしながら聞きました。
その結果がこれですよ。
「月がキレイな夜だった」
とか、
「難産で大変でね」
とか聞けると思うじゃん。
「あんた実は誕生日ちゃうねん」みたいの来ると思わんじゃん!!
おかげで私のアイデンティティは軽く崩壊。
小学5年生の女子ですからね、占いなんてほぼ日常的にやっていましたよ。
「きゃー!○○くんと相性いい!!♡」
とかさ、ガッデム!!
なんの意味もなかった…。
過去の占い全部おかしな事になるじゃん。
「当たってるー!!」とかさ、当たってたらおかしいじゃん、誕生日違うんだからさ。
そもそも同じ誕生日の人間は同じ人生歩むのか?お?
そんなこんなで『え?占い?興味ねーわ女子』爆誕。
生年月日占いだけではなく、全ての占いに一切興味がなくなりました。
あれから二十数年、占いを受ける機会は何度かありましたが全て薄ら笑いで聞いていた事をここに白状しておきます。
最後に
ちなみに、この記事を書くにあたって色々調べましたが「出生日を偽る」のは絶対にやっちゃイケナイ事らしいですね。
そりゃそーだ笑
まぁ、なにか罰則があったとしても時効でしょうし、私としては医師と母に感謝すらしています。
少なからず、産まれた子に良い人生をと願ってしてくれた事でしょうから。
(ノリが軽いのは目をつぶってやって下さい)
産んでくれてありがとう、オカン。
産まれた瞬間にネタを掴まされた私の人生は、まさにネタの宝庫となっているよ。